Ensenada

こう、旅行へ行くと、どういうワケかパノラマ写真風に、写真の合成したくなる。実際のところ何枚か枚写真をとって、それを並べてみれば同じような気もするし、どうしてそこに固執するのか自分でもわからないのだが、いざ合成をして見返すと、4対3の比率ではあらわしきれない、その場所の雰囲気というものが浮かび上がってくる。少なくともその景色を見たオレの脳内には。
今回も同じようなノリでパノラマ用に適当に写真を取っていたのだが、それがあまりにいい加減すぎたため、本来4枚の合成のところ、2枚目と3枚目が遠すぎて、合成できず。ガックシ。

場所はメキシコはエンセナダという田舎町。カリフォルニアのサンディエゴにある国境から南へ120kmぐらい下ったところ。比較的新しく開発された場所なので、遺跡とかはないし、当然そうなると観光地特有のはなはだしさも無く、まあ、良くも悪くも落ち着いた町である。とはいえ、同じく観光名所の無い、国境の町ティファナの雑然とした、言ってしまえばインドちっくなものは殆ど感じない。のんびりと、道端のタコスタンドでタコスやトルタスでもかじるのには悪くないかもしれない。