Festival internacional de juegos cordobaに出店してきた件(1)


スペインのコルドバにて毎年(多分)行われているボードゲームの祭典、Festival internacional de juegos cordoba 2013というイベントにフラッと出店してきた。日本のゲームマーケットすっ飛ばして出店である。
名前にinternacionalとはあるものの、海外からの出店はかなりレアっぽく、外国人客もそんなには多くない。ボードゲームショップやメーカーからの出店が目立ち、私のように超プライベートな出店は、あー、果たしてあったのだろうか...という感じ。
日本人として気になる「言語に関して」は基本的にスペイン語必須な要素が強い。まずエントリーからしスペイン語だし(これは機械翻訳でもいける)、接客はほぼスペイン語、もしくは少数(感覚として30%ほど)は英語でもいける。なのでスペイン語がはなせるか、スペイン人の友達がいないと難しい部分は確かにある。
祭典は駅からそう遠くもないPalacio de la Mercedで金曜日の夜から土、日と行われ、出店料は200ユーロぐらい。テーブルとイスは無料でついてくる親切設定。
中庭をブースで囲み、中央の吹き抜けをフリースペースとして解放、ボードゲームの貸し出しがあり、一般の入場料も無料だ。まったく、すばらしい。ついでに金、土は午前2時まで営業している。
私がスペインへ持ち込んだボードゲームAssaultousは20ユーロで販売し、30セット中、最終的には25セットぐらいを売った。(正直に言うとちゃんとカウントしてない。)
噂通り、というか、スペインの現状は厳しく、テストプレイでとても気に入ってくれたにも関わらず、金がない、というケースも何度か。
ちなみに20ユーロでの販売はもとより定価30ユーロからのディスカウントであり、こっちにも全く儲けが出ない価格設定である。2つ買ったらディスカウントしてくれる?って人もいたけど輸送費考えると既に赤字なので無理、と。
それでもテストプレイをやってくれた人が、面白いからって別の友達つれてきてくれたり、気に入って2つも買ってくれる人もいたりするのはデザイナーとしてはとてもうれしかった。
忙しくてメシが食えなかった事をのぞけば、特に何のトラブルもなく、楽しい時が過ごせたので、全体としては良かったんじゃあ無いかと思う。出店料は安いし、期間も短いからまた参加できるかもしれないなあ。
いろいろ手伝ってくれたルイスさん、その友達、本当にありがとうございました。
PS.祭典の最後に主催者からPalacio de Vianaというスペインのボードゲームを頂きました。こちらも本当にありがとうございます。