SQLを勉強し始めた動機についての話

その日オレはxlsファイル、そしてDBからエクスポートしたcsvファイルと睨めっこしていた。一方のxlsファイルの一列には規則性無くIDが並んでおり、他方のcsvにはそのIDにヒモ付けられるデータが馬鹿デカい他の列と共に並んでいる。今のオレのミッションはこの二つのデカい表を結合することだ。
実のところ行の数はたかが知れている。わずか30行ぐらいだろう。であれば下らねぇスクリプトを書いて作業を自動化するほど、アホらしいことはない。かといってサルみたいにコピーアンドペーストするのも、まがりなりにもSEである我が肩書きに。。。いや肩書きはどうでもいいが、とにかくスマートじゃない。
「作業の自動化がアホらしい」と書いたのは、その作業量がコピーアンドペーストをする作業量をあきらかに上回る、という事実のほかに、パッと浮かび上がる「二次元配を2重のFor文で回して…」という、どう考えてもバグをつくりこむ(スマートでないオレの頭じゃね) プロセスに嫌気が差したのが大きい。
で、ふと思いついた。表の扱いだったらDBさんに任せりゃいいんじゃねえの?
その日の夜、気がつけば私はSQLの教本を片手に家にいたのであった。私の頭の中は、ニシキヘビさんのSQLiteモジュールを使って表を見事に結合することに「らんらんるー!」であった。
…というのが、先週末の状況なのだが、未だにSelect文の解説も終わらず週末が終わってしまった。ハハハ。明日はもはやサルみたいにコピーアンドペーストするしかあるまい!