伝家の宝刀だ…とその台詞が言いたかった

美味そうに飯を食らう先輩

 先輩二名の腹の調子がイマイチのようだ。ホテルの飯を食いたくないと言い出す。ストライキだ。いや、しかし確かに、毎日変わらないホテルのメシにはオレも飽きた。昼・夜でメニューが変わらないから土日なんざかなりいい感じで"クる"。すなわち、之は腹とは関係ない(本当はあります)。 なので、「伝家の宝刀だ…」とも言わんばかりに日本から持ってきたレトルトの白米をプレゼントした。レトルトだ、アルファ米なんざ、安物じゃないかんね、ま、価格的には圧倒的にこっちのほうが安モンだけど。其れに味噌汁をかけて「ああ、身体が、受け付ける」と、ものすごく美味そうに食べる姿を見て、之でこそ持ってきた甲斐があると、一寸うれしくなった。そして、オレはホテルの飯を食った。
 
 トラックバックってヤツをたどって、更にわき道にそれたところ、どういうことか、去年の一月、すなわち、私が成人式を迎えたころの、日記へたどり着いた。そして読みふけってしまった(てか、ここっへって、まだ道あったのか…)。其処にはすべてを投げ出し、RPG製作に励むオレの姿が――intuos2(ペンタブレット)を買ってはしゃぐオレ(一日中絵ぇ書いてたな)、病的にドット絵をやるオレ――教習所をダラダラこなすオレ、なれない酒で頭ガンガン痛くなってるオレ、…懐かしすぎる。学生時代を暗黒時代とよく振り返るオレだが、ちょっとあの病的にドット絵と、PCでのお絵かきに励む姿には一寸惚れた(何か違うけど)。ただ正直今とあんまり変わらない文章を書いていることに気づいてた一寸悲しくはなった。しかし、いいな、昔の日記を読むって、結構面白いかも。(アドレスは教えん)