ファーマシーって商店街のあたりまで歩いて行ってみよう

みんなで渡れば…ってかな?

 たまには身体も動かさねばと、ホテルから散歩へ出かけた。なんだかんだで、いつもタクシー/リクシャーに頼っており、ホテル〜会社間以外ではこのあたりのほとんど歩いたためしがないのだ。とりあえずいつぞやリクシャーで薬を買いに行った、ファーマシーっつったっけ、あの商店街のあたりまで行ってみよう。
 ホテル周辺の道は、歩道の整備は正直イマイチで歩きにくいが、東京と違って信号は無いため中断されてイライラすること無い。所々昨晩の雨で水溜りができているが、其処をポンポン飛んでかわせば、何も無い道を歩くよりずっと楽しいってものだ。でもやってるのオレだけだな。
 数匹の牛がのそのそと、列を成して道を横断する姿は何度見ても新鮮である。写真を撮りながらゆっくりとしたペースで歩くと、大体45分ほどで目的地に着いた。日曜日だからか、それとも午後3時という時間が中途半端だからか、あまり人も多くない。店も結構しまってたりしてその辺、微妙だ。まあ今日は歩くのが目的であって何か買いたいってワケじゃあないんだけどね。開いてる店を覗いてみると 薬・服・肉・野菜・お菓子・酒 と案外何でもそろっているもので、簡単なお買い物ならここで済ませられそうな感じではある。ただし男性用の服は例のごとくファッションとは無縁だ。その一軒のお肉屋さんで皮を剥がれつるされている肉を眺めていると、鶏・鶏・鶏…ん? 鶏にしては大きく、豚にしては小さい、痩せた感じのお肉がつるされている事に気づく(あ、鶏うんぬんの前に足4本ついているぞ)。え…、ウソ…? 頭はカットアウトされているのでよく判らないんだけど、インド人ってこの肉食べるんですか…? 一応ポジティブに羊のお肉と考えてみるがどうしてもサイズ的にそれ以下に見えてならない。ウサギ…にしてはデカいしなぁ…。
 幾度と襲いかかる一本内側の道を通りたいという誘惑に耐えながらも、行きと同じ道で、引き返すころには、道行く人も大分多くなってきている。何事も無く、ちゃんと牛を数匹見かけた事も含め、何事もなくホテルに到着、と。後は寝るだけだ。