道端に転がる謎の割れた瓜についてのお話

グロっぽく加工

 今日は珍しくもインドの祝日である。まあ、そして例のごとくMGロード/ブリゲートロードへ向う我等だがさて、行く先々でスイカぐらいの大きさをした、瓜?しかしスイカではない、が割られて落ちているのを目にする。最初はただ誰かが輸送中に落としたとかその類を想像したが、どうやら違うようだ。偶然にしてはやたらよく見かける。中央が鮮やかな赤色をした、その割られた瓜をを眺めていると、之が見方によっては肉片のように目に写ることがあって、軽くグロさを感じ…たのはオレだけか。そうか。
 いざ現地をにつき、ブラついているときも、もう、所々というには多すぎる数の其れが道端にぶちまけられている。何だ一体? よくよく見てみると瓜の中央の赤は謎の赤い粉によって着色されている、ということだけは判ったのだが。ふうむ、我思うに、午前中街中の人々が瓜を投げあう祭りをやっていたのでは?、と。ほらトマト投げあう祭りってあるじゃん、……って、其れにしちゃスイカサイズはデカ過ぎるし、お爺ちゃんとか当たったらそのままポックリ逝っちまうな…あ、それで赤いのか!
 さて、冗談は置いといて、カフェ(バー?)の窓から外を眺めていたところ…、そういやここで頼んだフレッシュ・ライム・ミントって飲みモンが一見青汁のような感じで、まあ味はライムジュースに強烈なミント、ってな感じですが、いや、外見は青汁そのものだったんだよ。は、いいとして、その窓から眺めていたところ、正面のお店の入り口前にて、手に火を灯したの器を持つ男がクネクネと動き出すのが見えた。(まさかコイツ、埼玉の畑に出没するというクネク…)。と思うと急に持っていた火の器を床にブン投げて割ったのであった。遠くでよく見えなかったが多分同時に瓜も投げ割っていたのであろうと。つまりそういうことのようだ。
 今日は祝日、Holyday、祝いの日、神聖な日である。成る程、日本とは"祝日"の持つ意味合いというものが違うのだな、と感じたのであった。帰りに今日限定とかいうインドのお菓子を購入。まだ食っていないが、銀色に飾られたその姿はオレに食欲をわかせるというよりは、挑戦という冒険心を沸かせてくれる…。