変圧器から煙が出た

そのショッピングセンターにて

 昨晩、早くも22:30に消灯し、朝06:30に目覚める。8時間睡眠に加えて、早ね早起きとはなんとも健康的なんだ! とはいえ、日本時刻に直すと26時消灯、10時起きとなんとも堕落した生活リズムである。なんだかんだで結局わたしも時差ボケってヤツを食らっているのだろう。
 さて、私の目の前の窓より見える草原(くさはら)を、幾人ものひとが徘徊している。彼らの片手には小さな…コップ?が握られているのだが、之は何を意味するか。あー、もし貴方が「まさか?」という想像にいたったのならきっとそれは正解だ。ホテルには紙があるが、隣にちゃんと用途不明な小型のシャワーが用意されていたりと、リアルな空気をかもし出している。
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 会社の作業場へ出向く。時々、フロア内の明かりが消えたりして、ジャップであるオレをビビらせてくれるが、他のインド人は何食わぬ顔で仕事を続けている。普通なのだろうか之は…。その後マシンをいざ配置、の段になって、追加購入してた分の電源タップが三つ口(アースを差し込む口があるヤツ)じゃなくて二口だったりして、これじゃ接続できないじゃねぇか!とか、変圧器が煙を噴出したりして、オレの期待を裏切らない、愉快な展開となっている。明かりが消えたぐらいじゃ無反応なインド人も、さすがフロア内に焦げ臭いニホイが漂い始めると、興味を持って覗き込んだりしていた。いつも無表情な同チームのインド人「R」もこの時ばかりは口元に笑みを浮かべていたように思える。
 ホテルに帰ったが、上司がピザを食いたいとわがままを言い出したので仕方なし、行ってくるとしよう。外出は悪くない。
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 リクシャー(三輪の小型のタクシーのようなもの)に乗り5〜10分ぐらいのショッピングセンター(?)へ向かう。ちなみにこのリクシャー、タクシーのようにきちんとメータで料金を請求されない。乗り込む前に交渉して之を決めるのだが、ジャップ故、ボッタくられている感はすごくする。ちなみに今回は行きが100[RS]帰りが150[RS]。何この50[RS]の差…?
 ピザハットへ潜入した我等。適当にピザを注文するも、ううむ、まあ味は良くも悪くも普通のピザだ。特別カレーっぽかったりはしない。ていうか、でも之絶対ピザハットじゃねぇ。
 食後軽くお買い物をし、酒を飲み、トイレにて足の長さが足りないという屈辱を味わい帰った。どうせ短いさ僕の足は。