Wikipediaで何かを調べるとき、(もちろんものにもよるが)多くの場合英語版のWikipediaもチェックするようにしている。というのも*1、英語版のほうが残念ながら、情報量が多いからだ。もちろんオレごときの英語力では英語版Wikipediaを読むのは面倒なことではあるのだが、それなりのリターンも無くはない。
さて、本日ご紹介するのは、ご家庭でも気楽に味わえる本格メキシカン*2「チリシンカルネ」[●]で御座います。
そう、このグリーンの[●]がアピールするとおり、ベジだ。ベジタリアンだ。しかも、動物性たんぱく質(牛乳等乳製品)を含まない本格ベジだ。
別にオレの食生活、ベジにこだわる気は無いのだが、英語版Wikipediaを眺めていたところ、Vegetarian chili (Chili sin carne)というのを目にしてしまったため、「うん、そんなにお肉必要な生活してないしね」と、コレにしてしまったというわけだ。Vegetarian Chiliというキーワードでは思うようにレシピもでてこなかったのだが、Wikipediaさまより授かった「Chili sin carne」というマジックワードにより、答えが出た。全くWikipedia(英語版)さまさまだぜ。
手順や分量はリンク先のそのまま、ただしどのマッシュルームを使えばいいのか不明だったので、一番味気の無いエリンギを使用。パプリカとチリパウダーは予算の関係で買わなかったんですが。ウィスキーも金が無いし、大体お酒飲まないので。ハバネロペッパーなんてあるわけ無いだろう!メイプルシロップなんてリッチなもの買えません! な、散々な状況ですがね、ハッ!とりあえずダース(チョコレート)はかろうじて買って放り込んだ。コレで勘弁。
気になるお味の程は、クミンが利いてなんとも日本離れした…お味だこと。そうそう、本当はトルティーヤを焼こうと思っていたのだが、近所の成城石井のヤロウがトルティーヤミックスを売って無いときた。何だ貴様、それでも輸入食材店か! 仕方なくごはんとカレーみたいにして食ってみたら、これがなんと、全然合わない…。驚くほど、マジで合わない。ガッカリして翌日パスタと食べてみたら案外OKだったのでまあ良かった。そんな感じ。
ちなみに写真に写っている近代兵器は、部屋についていたクッキングヒーターの火力があまりに弱かったために急遽購入したIHクッキングヒーターってヤツだ。おかげでチリパウダーとかパプリカとか買えないんだぜ!(まあ無かったら料理自体できないわけだが)

*1:もし、英語版と日本語版とを比較したことがあるのならば、ご存知の通り

*2:一説によると南アメリカ