To Do Suggester

このアイディアはO'Reilyの「MindパフォーマンスHack」のHack49、「ダイスを転がせ」にインスピレーションを得ている。この章ではダイス(もしくはそれに代わるプログラム)により行う行動をコントロール決定させることにより、脳に新しい刺激を与えてやろうじゃないの、ということである。これは非常に興味深いと感じた一方で、いくつかの懸念事項もある。たとえば

  1. ダイスによって決定される選択肢が自分によって選ばれる点。
  2. 具体性に欠ける選択肢により、結果として普段と変わらないことに落ち着いてしまう可能性。
  3. 実質不可能であったり、状況に適さない選択肢が選ばれることにより、強制力を失う。(すなわちユーザがそれに従わない、という逃げ道を与えてしまう)

To Do Suggester(仮称)では、現在の状況、たとえば今の時間だとか、場所だとか、を事前入力させることで、データベースより実行可能(と思われる)範囲で行動の提案を行う。たとえばこんな感じだ。

  • 日曜日の朝11時にさて何をしようかと尋ねた東京在住の男性場合、彼の行動可能範囲はおそらく午後いっぱいとなる。「今すぐプールへ行って泳いで来い!」は可能だろうが、「今すぐ伊豆大島へ行ってダイビングを習って来い!」は無理だろう。後者は金曜日の昼頃なら間に合う可能性がある。
  • 平日夜7時にさて何をしようとたずねた場合、「たまには銭湯にでも行って疲れを取れ!」はもちろん有効だが「今日は早く寝て明朝ウォーキングをする」ってのも、もちろん有効だ。(生活のリズムを壊すってのは別問題だが)

これに、いくつか機能を加えたい。

  • 提案の適切さや満足度についてユーザがVoteを行える。
  • ユーザが提案の選択肢を投稿できる。

これでもしプロファイル管理なんて出来るようになると…これは、本当に面白いソフトウェアになるかもしれない。