完全否定

あたえられた中国簡体字のWindowsOSで、InternetExplorerを立ち上げたところよく判らない宣伝のポップアップが表示された。ちなみに接続先はWindowsUpdate。画面右下、タスクバーの見慣れぬアイコンにカーソルをのせれば下載の二文字(中国語でDownloadの意味)、私は一瞬でこのPCが「感染している」ことを見抜いた。
Computerに一定以上に詳しいならばお察しの通り、ここでいう感染とは厳密にはComputerVirusに、ではない。InternetExplorerを立ち上げたタイミングや、特に何もしていないのに急にIEが立ち上がって宣伝が表示される、コレは一時期ネット上でも良く耳にした「Adware」が原因であることが多い。もし貴方がゲーム好きで海外のよく判らないフリーソフトのゲーム落としてインストールしたら画面右下からカエルの頭みたいのがヒョコッと出てきてビビった経験はあるだろう。…まあ、オレはある。 このアドウェアの感染経路は誰かさんのように何かしらのソフトウェアをインストールしたついでにくっついてくるケースが非常に多く、礼儀正しい時は、ソフトウェアのインストールのほら、あの長ったらしい誰も読まねぇ同意文どっかにちょこっと載ってたりすることもあるらしい。オレは読んだためしが無いから知らん。
まあ、結局名前は違えど、Virusのようなもので気持ちがよくない。早速もフリーのAntiAdware/Spyware Softの「Adaware」を落としてインストール・検査をかけてみた。すると、オホホホホ、常駐プロセスに一匹アドウェアがいることが判明。で、そのプロセスこそ右下のタスクバーに堂々居座る見慣れぬアイコンであることが判明した。 っていうか、付属でついてくるんじゃなくて、それ自体Adwareですか、と。
なお私の手元には2台のChineseSimplifiedの端末があるのだがこの二台ともが見事この状態。「一体誰がコレ使ってたんですか?」と聞いてみるとちょいと前まで同じチームにいた中国人とのことで、まったく、何というか…。 まあ、Wから始まるファイル共有ソフトでガンガン情報漏えい起こしている国がいえたものかは微妙なところですがね。