当然之を書いているオレは酔っているので文章のクオリティは保障外だ

medicine屋さん

 夜、ITPだったかなんだったか、とにかくホテル近くの酒の飲める店へみんなで行った。ただし先輩が約一名、下痢に倒れたので其れを除く…。この次々と倒れてゆく下痢、恐ろしい限りです。私自身は下痢の症状事態はそこまでキツいものではなかったため、まあ、大丈夫だが、夜中に10回…となると相当のようだ。背中が筋肉痛になるらしい。オレは3回目で面倒になって我慢したと記憶しているが…。
 その帰り、捕まえたリクシャー(小型のタクシーみたいなヤツ)が珍しくもメータで料金を請求するタイプだった。料金交渉無し…正直、俺は初めてだ。いつも100[Rs]かそこら、乗る前の料金交渉で請求され「ボッたくられてんだろうな〜」、と思っていた。それが、ついに明かされる。そのとき我の頭に浮かんできた言葉は
「とった!」
だった。何を取ったのか捕ったのかよく判らないが、とにかくそう感じた。(ちなみにこのリクシャーワーラ(運転手)、ホテルへの道がわからなかったので我等がナビゲートした。どうやらこの辺は詳しくないようだ。)
 24[Rs]…きた、きやがった。ホテルに着いた我は正規の値段をついに知るのである。思えばインド人の偉い人っぽいのが「ITPまで100[Rs]って高いんですかね?」の質問に「そんなに高くない」とか答えたとか何とかって話を思い出す。プライドがそういわせたのか、実際彼自身ボッたくられていたのかは今やよく判らない。しかし、リクシャーを降りた我等を見て、一番慌てたのはホテル前でいつも待ち伏せているリクシャーワーラだ。すぐに近寄ってきてなにやらよく判らないことを話し出すが、すぐ中断させ料金を払う。慌てて運転手も24→36へ値段を吊り上げるが、たかが知れたものだ。彼は我々に対するここの相場を判っていない。36[Rs]すぐ払い退散する我等。キマった。
 ちなみにこのとき、一緒に乗っていた会社の二名は値段の低さに桁をひとつ間違えていたようだ。
 そういえば行きのリクシャーワーラも片道150[Rs]、往復で250[Rs]を提示してきたが、何だ、高すぎる「歩いていこう」と背を向けたらさすがに往復200[Rs]※まで値を下げた。しかしは、そういうことだ。結局4倍以上の値段を請求されていた、と。ハハハ!
 久々にスッキリした夜である。
※最初は往復って話になっていたが、帰りまで待っていなかったので行き分の100[Rs]しか払っていない。しかし逆に幸運が訪れたようだな。