一人暮らしはじめました

一人暮らしをするにあたり、最初の問題となるのがやはり、何処に住むかという問題だ。そして、その選択の中、究極的に直面するのは、「金を取るか」「時間を取るか」という問題である。
(職場が東京の場合)千葉や埼玉へ行けば家賃は安く済ませられるかもしれない。しかし、それと同時に時間のロスってヤツがふりかかる。
「いえ、オフィスは東京なのですが、決して千葉から遠くはないです。通勤時間もかかりません。」
ああ、あなたは、いわゆるラッキーな人なのかもしれないが、おそらく、そのあまり長くないらしい通勤時間は「通勤ラッシュ」ってヤツで何もできない。運動というには、中途半端なただ突っ立つ、というアクションに加え、あまりの人の多さに本すら読めない。そして、男性諸君、痴漢冤罪の恐怖だ!
…とはいえ、都内であっても、「通勤ラッシュ」による時間のロスは避けきれない。路線にも依存する部分は多いとはいえ、新宿とか東京駅まではどうあがいても一定のラッシュには巻きこまれるものだ。そして、たとえ、「始発から座ってきています」な人でも、電車内の騒音や振動、人の動き、香水のにおい、と、五感のうち四感までがあなたの集中を絶えず妨害する!(味覚は無いだろうが)
で、あれば、本当に時間を求めるのであれば、そもそも電車という交通手段を破棄するしかない!という考えの元、会社の徒歩圏内に越してきてしまったのが私である。まあ、マンスリーなんですが(レオパじゃあ無いよ!)。
さて、マンスリーなワケで、家具とかはある程度はもう付いてるんです。冷蔵庫とか洗濯機とかクーラーとかさ。ただ一点、気に食わないところがあって*1、というのは、つまり、せっかく会社の徒歩圏内に越してきたというのにそのボーナスを一瞬で拭い去ってしまう恐れのある、強烈な欠陥だ。それは、「備え付けのカーテン」。薄いんですよ、このカーテン。光なんて遮断する気ないでしょうアナタ、そんな感じ。彼はきっと私が起きるよりずっと先に目を覚ました太陽さんの光を「ウェルカム!」と部屋の中へ通し、それで、朝が来たことを知覚した私の脳は半分ぐらい目を覚まし、私は「ああ何て目覚めのいい朝だ!」と、とても心地よく目覚ましのアラーム止めることだろう。そして数時間後、常に必要最低限の時間しか睡眠に割り当てていない私は、異様な眠気に襲われるって算段。
こうなってしまっては本末転倒、と、私は都合よく徒歩圏内にあったホームセンターまでゆき、遮光カーテンを買ってきたのである*2
まだ食材も買っていないのに、カーテンを買ったぞ。さあ、早速取り付けよう、そうしよう。マンスリーなのに備え付けの家具を取り替えちゃうぞ!
で、目測で買った結果がコレだよ。

*1:あーいや、本当はキッチンとかも気に食わないんだけど、言い出すとキリ無いから

*2:もしかするとアナタは私がインドで生活していた際にホテルに遮光カーテンを持ち込んでいたくだりを聞いたことがあるかもしれないな!