「crow逃げろ!」の声を聞き、振り返ると

 「crow逃げろ!」の声を聞き、振り返ると先輩が出口近くで私を待っている。「むっ、誰から!?」と聞き返すが喉が痛いので向こうまでとどかない。どうせティーブレイクの誘いを遠まわしに行っているのだろうと思いつつも、仕方が無いので近づき聞いてみる。と、どうやら今日、会社の防災(火災)避難訓練日だったらしい。
 カフェの近く、中央の壇上で、やたら熱く(暑く)、火災の危険性に語る男。あまりに暑すぎて、一瞬で我がバッファは溢れかえり、従って、何いっているのかわからない。最後にみんなで拍手した意味も判っていない。日本でも定番の消火器の実演に加え、ガスの中の逃げ方や、倒れている人の運び方などアクションもあって悪くないが、後でチームの UTK に聞いたところ毎年まったく同じこと(同じ台詞)をやっているとか何とか。まあ、そんなもんか…。